市場では珍しいミャンマー産のコーヒー豆を入荷しました!
凌汰郎自身、ミャンマーの豆で珈琲を淹れるのは初めてだったので簡単にレビューしてみようと思います。
ミャンマーのコーヒー産業
まずは基本情報としてミャンマーのコーヒー産業について少し調べてみました。
地勢・気候
ミャンマー連邦共和国は東南アジアのインドシナ半島西部にある国です。南北に伸びる長い国土が特徴で、国土面積は日本の約1.8倍(676,578㎢)。
気候は、国土の大半が熱帯または亜熱帯ですが、気温や降水量は地域によって差異が大きいようです。
コーヒー豆の栽培
ミャンマーコーヒー協会によると、コーヒーの木の栽培面積は約4エーカー(約16,000ヘクタール)で年間生産量は2万から2万5千トン。
ちなみにですがコーヒーの木は1エーカーあたり約1,000本ほど植えられるそう。
主に国の北部高地で栽培されており、肥沃な赤土と適度な降水量、それが高品質な豆へと育つ鍵となっているようです。
世界から見たミャンマー産コーヒー豆
かつてのミャンマー産の豆は品質が極端に悪く、到底世界で通用するような豆ではありませんでした。
しかし、数年ほど前からコーヒー産業が急激に上昇しており、2016年アトランタ(アメリカ)で行われたSCAAエキスポにおいて良い成績を得たおかげで今や世界で注目を浴びる生産国となりました。
近年ではミャンマー旅行のお土産にも人気だとか。
今回購入したコーヒー豆
ここまではミャンマーのコーヒー産業事情について簡単に説明しましたが、
結局のところ、気になるのは”味”ですよね(笑)
今回入手したミャンマー産コーヒー豆は、マンダレー地方にあるモエ テットという農園栽培されたもの。煎り方はフルシティローストぐらい。ちょっと深煎り目ですね。
抽出はネルドリップで行いました。
さて、味の評価ですが…、
『想像していたより遥かに美味い!』
正直ナメてました(笑)
ですが、さすがSCAAで高評価を受けた豆、スペシャルティ・コーヒーの名に恥じない品質です。
全体的に苦味はそこまで強くなく、ほんのり甘みが感じられます。口に含んだ瞬間は秀でて特徴を感じることはなく、逆をいえばとても飲みやすいと感じました。しかし後味になると明るい酸味がぐーんと尾を引きます。(強い酸味が苦手な僕にはちょっと強いかなぁ…と感じるくらい)
無難なあじわいでありながらしっかりとした印象を与えてくる新しいタイプの豆でした。
※あくまで凌汰郎が感じた味の評価です。味の感じ方は飲んだ人、煎り具合、豆の鮮度によって変化します。
まとめ
ミャンマーのコーヒー産業はいまだに発展し続けています。
これからより品質が向上していくであろう、ミャンマーのコーヒー豆に期待ですね!
みなさんも機会があればお試しになってみるといいかもしれません。
参考にさせていただいた関連記事
ミャンマー産コーヒー、日本などへ輸出本格化 – NNA ASIA
And I was just wonndrieg about that too!